医療脱毛を複数回のコースで契約する場合、途中で解約することはできるのでしょうか?
「急な引っ越しが決まった」
「効果が感じられない」
「他のサロンに乗り換えたい…」
そんな風にお悩みの方に向けて、この記事では医療脱毛の途中解約についてご紹介します!
医療脱毛は途中で解約できる
医療脱毛クリニックの多くは途中解約できます。
特定商取引法ではエステサロンなど継続的な販売契約については、いつでも解約できることを認めています。
そのため医療脱毛クリニックは契約者が解約を求めてきたら、いつでもそれに応じる必要があります。
解約手続きをするのに店舗に足を運ぶ必要があるなど、いくつか制限はありますが、それでもクリニック側が解約の申し出を一方的に断ることはできません。
脱毛効果が全く出なかったり、契約内容と異なるサービスをされるなどの問題がある場合は迷うことなくクリニックに医療脱毛契約の解約を申し出ましょう。
解約に際して注意したいのは契約の有効期限です。各種医療脱毛の契約には有効期限が設けられています。
この期限を過ぎた場合、契約が無効になるため解約を申し出ても対応してもらえません。
途中解約する場合は必ず契約期間中に行いましょう。
途中解約は契約金の全額または一部が返金される
医療脱毛を途中解約すると契約時に支払ったお金が全額もしくは一部返金されることがあります。
返金の有無や返金額はクリニックによって異なるため、契約時には解約時の返金額について確認してください。
具体的な返金額について詳しく解説しましょう。
クーリングオフが認められる期間に解約したなら契約時に支払った金額が全て返金されます。
クーリングオフ期間が過ぎて解約する場合は解約手数料を支払うのが一般的です。
解約手数料は22,000円~55,000円か契約残高(消化していない施術分の代金)の20%のうち少ない方になることが多いです。
20万円を超えるコースを契約した場合は、どちらが安いかよく検討しましょう。
全額返金されるクーリングオフができるのは契約後8日まで
サービス期間が1ヵ月以上あり、契約金が5万円を超える医療脱毛コースについてはクーリングオフの対象になります。
契約した医療脱毛が、この条件を満たし、契約書を受けった日から数えて8日以内であればクーリングオフを申し込めます。
これは法律で定められていることですから、条件さえ満たしていれば全ての医療脱毛クリニックで有効です。
1部しか返金されない途中解約に比べて全額戻ってくるクーリングオフは圧倒的にお得です。
しかし、クーリングオフを利用するには契約した店舗へ行き、書面で申請する必要があります。
期間中に解約したなら自動的にクーリングオフが適用されるわけではありません。
お得なクーリングオフを利用できる場合は必ず書面で申し込むようにしましょう。
まとめ
医療脱毛クリニックのほとんどは特定商取引法に従って営業しているため、法律に則った途中解約が可能です。
契約書を受け取った日から8日以内であればクーリングオフが可能で、契約金は全て返金してもらえます。
クーリングオフの期間が過ぎても好きなタイミングで解約が可能です。
返金額はクーリングオフと通常の途中解約で大きく異なるので注意してください。
全額返金されるクーリングオフがお得ですが、契約書を受け取った日から8日以内に書面で申請する必要があるため利用できるケースは限られています。
一般的な解約方法は契約から8日以上過ぎた途中解約です。
途中解約では多くのクリニックで手数料を支払う必要があるため未消化の施術代金が全額戻ることはまずありません。
途中解約をする場合は、いくらか損をすることを覚悟しましょう。